Types of headache頭痛の種類

There are 350 types of headaches

「国際頭痛分類」という指標によれば、頭痛にはなんと350もの種類があります。それぞれの頭痛の種類によって治療法も異なるため、「ただの頭痛」とひとくくりにはできないのですね。

頭痛の診察を受ける場合、多くはこの「国際頭痛分類」にしたがった診断がなされます。

大阪府堺市にある当院(ばば脳神経外科)では、まずは危険な「二次性頭痛」ではないか診断をし、その可能性が否定されれば「一次性頭痛」の診断に移ります。

「一次性頭痛」と「二次性頭痛」についてはこの次の章で説明いたします。

Dangerous and non-dangerous headaches

頭痛が起こると、「この頭痛は大きな病気の予兆ではないだろうか・・・」そう不安に思ったことがある方もいらっしゃるでしょう。
頭痛には大きく二つ、「一次性頭痛」と「二次性頭痛」があります。

一次性頭痛 危険でない頭痛

どこにも原因となる病気がなく頭痛そのものが症状であるものを「一次性頭痛」といい、命に別状はない「危険でない頭痛」といえます。

一次性頭痛はいわゆる「頭痛持ちの頭痛」で、慢性的に症状が出現するといった特徴があります。

場合によっては日常生活に支障が出ることもあり、一次性頭痛の代表的なものとしては片頭痛や緊張型頭痛、群発頭痛などがあります。   

危険でない頭痛について

二次性頭痛 危険な頭痛

一方で、「二次性頭痛」は、急に起こる頭痛のことで、これまでに経験がないひどい頭痛、突発して短時間でピークに達するような頭痛、熱がある、手足の麻痺やしびれを伴うような場合はくも膜下出血などの脳出血や髄膜炎などの可能性もあり注意が必要です。

また、数週間のうちに悪化してくるような場合には脳腫瘍や慢性硬膜下血腫などの可能性もあります。

二次性頭痛は、緊急性が高くときに生命を脅かす「危険な頭痛」といえます。

危険な頭痛について

How to tell

「いつもの頭痛」かどうかがポイントとなります。
「いつもの頭痛」とは、頭がズキンズキンと痛む片頭痛や、頭全体が締め付けられるように痛み、首や方のコリも伴う緊張型頭痛のことを指しますが、「いつもの頭痛」でない場合(二次性頭痛)には以下のような特徴があります。   
(※日本頭痛学会「慢性頭痛の診療ガイドライン」より)

  1. 突然の頭痛
  2. 今まで経験したことがない頭痛
  3. いつもと様子の異なる頭痛
  4. 頻度と程度が増していく頭痛
  5. 50歳以降はじめて起こった頭痛
  6. 神経脱落症状(物が二重に見える、しゃべりにくい、手足が動かしにくい等)がある頭痛
  7. 癌や免疫不全のある患者さんの頭痛
  8. 精神症状のある患者さんの頭痛
  9. 発熱・項部硬直・髄膜刺激症状のある頭痛 (項部硬直とは、頭を下げようとするとうなじの筋肉が反射的に緊張し前屈できなくなる現象のことです。髄膜刺激症状とは、髄膜炎やくも膜下出血などにより脳の周囲を取り囲んでいる髄膜が刺激されて起こる症状であり、項部硬直もその一つです。)

上記のような症状に加えて、いつも効いているはずの痛み止めが効かないなどがあれば二次性頭痛が疑われ、詳しい検査を受けることが望まれます。病院を探す際には、MRIやCT検査を行うことができる病院・クリニックを受診するようにしましょう。

大阪府堺市にある当院(ばば脳神経外科)では、最新のMRI・CTを導入し、また極力当日に結果説明を行うことが可能な体制を整えておりますので、頭痛に関してお悩みやご不安なことがあればいつでもお気軽にご相談ください。

危険でない頭痛の詳しい説明はこちら 危険な頭痛の詳しい説明はこちら

大阪府堺市 ばば脳神経外科の頭痛専門サイト

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電話番号 0722-89-9758
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最寄り駅 南海高野線初芝駅すぐ(南側ロータリー前)
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脳神経外科 09:00~12:00
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