頭痛には片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛のような「頭痛持ちの頭痛」と言われる、どこにも原因となる病気がなく頭痛そのものが症状である「一次頭痛」と、くも膜下出血などが原因で起こる「二次頭痛」があります。頭痛の種類によってそれぞれの特徴や原因は異なります。

片頭痛は一側性の強い痛みで、頭がズキンズキンと脈を打つように痛むことが特徴です。
ときには吐き気を伴うこともあります。

緊張型頭痛はストレスや筋肉の緊張が原因で発生します。
一般的に頭全体に圧迫感や締め付け感を感じます。

群発頭痛は一側性で非常に強い痛みがあり、目の周りやこめかみなどに痛みが集中します。
涙や鼻水を伴うことが多いです。

片頭痛に悩む方のおよそ75％に、発作を誘発する何らかの因子があるといわれています。その因子の一つに気圧の変化があり、気圧の変化が頭痛の引き金となることがあります。特に台風や低気圧の影響を受けることが多いです。ご自身の頭痛の原因を探るためにも、大阪府堺市にある当院（ばば脳神経外科）では「頭痛ダイアリー」をつけることをおすすめしております。

突然の激しい頭痛、視覚障害や言語障害を伴う頭痛、今まで経験したことがない頭痛、頻度と程度が増していく頭痛などは、緊急の医療を要する場合があります。

頭痛薬は医師の指示に従って使用し、過剰使用は避けるべきです。
定期的な服用は依存症を引き起こすことがあります。

片頭痛の予防薬や生活習慣の見直し、ストレス管理が効果的です。

頭痛外来では詳細な問診、身体検査、必要に応じて画像診断（MRI、CT）を行います。
大阪府堺市にあるばば脳神経外科では、問診をしっかりと行うことを心がけ、頭痛の原因が日常生活やストレスによるものであれば、まずはなるべくその原因を取り除くことから始めています。それでも症状が改善しない場合には、内服薬による治療や予防療法を行います。

頭痛と共にめまいを感じる場合、脳や内耳に異常がある可能性があります。

子供も頭痛を経験することがあります。特に学校のストレスや視力の問題が原因となることが多いです。
適切なカウンセリングと医師の診察が必要です。